「建設業のための働き方改革講座（１）」を開催しました

2020年02月13日／セミナー・講演会

「建設業のための働き方改革講座」を2月12日（水）に開催しましたた。本講座は仙台会場（フォレスト仙台第二会議室）のほかに、遠方の方も受講出来るようにテレワークシステムを活用したウェブセミナーの配信も行いました。

今西学舎長（開会挨拶）

2回シリーズの、第１回目として「企業の未来のための働き方改革」というテーマで、田中菜摘氏に（田中菜摘技術士事務所代表）講演いただきました。

講座の前半では、働き方全般について、（１）日本と他国との違い、（２）今すぐ日本で進めなければならないこと（①女性活躍推進、②育児両立環境の整備、③介護両立環境の整備）、（３）今、私たちにできること、などを解説いただきました。

田中講師

後半は、建設業に焦点を当てて、全国の建設業会社の事例を交えて現状と今後の課題を説明いただきました。

労働時間法制の見直し（残業時間の上限規制）は建設業においては2024年から施行されます。他業種は既に始まっている中（大企業は2019年、中小企業は2020年から）で、建設業は5年の猶予があるように見えるが、実は人材確保の面ではとてもリスクがあるということをおっしゃっていました。

また、よくある間違いとして、ワーク・ファミリー・バランス（対象：育児・介護者）とワーク・ライフ・バランス（対象：全従業員）は似て非なるものであるということを分かりやすく説明いただきました。

講座中には、質疑応答の時間を設け、質問や感想、自社の状況などを参加者同士で意見交換を行いました。また、ウェブセミナーでの参加者もチャット機能を使用して発言をしていただきました。

第2回目講座は「生産性向上」をテーマに2月27日（木）に開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

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