和合館工学舎|地域を支える技術者を育成し、建設業の技術力向上を目指す

お知らせ

2019年07月4日 | お知らせ

(一社)和合館工学舎開校式を開催しました

 「ものづくりからことづくりの建設技術者」をテーマとし6月21日(金)仙台市青葉区のフォレスト仙台2階において、一般社団法人和合館工学舎の開校式を開催しました。
 開会挨拶に立った小野貴史代表理事は、震災後の復旧復興において、産学官連携が進んでいる宮城県仙台市で、文化や技術の交差点となる一般社団法人和合館工学舎を設立することになったことを喜ばしく思う、と述べられました。
 第一部の特別講演では、大石久和氏(一般社団法人全日本建設技術協会 会長)に、「地方が救う日本の危機-「人生100年時代」をインフラが創る-」と題して、各種データを基に、「質の高いインフラなくして経済成長や財政再建ができない。平成の経済低成長は、緊縮財政が要因で国民の貧困化をもたらしたことを国民に正確に伝えるべきである。その上で新しい令和の時代は、次の世代のためのインフラ投資による積極財政が経済成長となり、税収増として“国民の豊かな暮らし”を目指すべきである。」等、人生100年時代と言われているなかで、これからの日本の進むべき方向を熱く語っていただきました。
 続いて、第二部のパネルディスカッションでは、「地域社会における建設技術者の役割とその教育」について、石井敏氏(東北工業大学工学部建築学科教授)、 橋本正志氏 ((公社)日本技術士会東北本部参与) 、深松努氏((一社)仙台建設業協会会長)、八島和彦氏((一社)みやぎ工業会ものづくり企業コーディネーター設置事業統括)による、活発なディスカッションが行われました。内容は、①自己紹介を兼ねて、各組織における技術者・技能者の役割と課題(実態)、②社会の構造変化(環境変化)と建設技術者・建設技能者のニーズの変化、③地域における社会基盤を支える技術者・技能者の地位向上と人材確保に向けた今後の取り組みでした。大石久和氏からも、「実際の経験を基にした内容で愉快な時間だった。これからの建設業は大きな変化を迎えている。建設産業は受注産業から受注者とともに一緒に考える産業への転換となってほしい。」との感想をいただきました。
 コーディネーターの今西肇学舎長(東北工業大学名誉教授)は、「和合館工学舎の目指す方向は、皆さんの考えておられる方向と一致する。これからもお互い協力してチャレンジすることが必要である。」と締めくくり、盛況のうちに閉会しました。